ブルガリア音楽家・舞踏家連盟の招聘により、ブルガリア共和国・首都ソフィアを訪問しました。

 　８月６日は人類史上初の原子爆弾が​広島に投下された日で、この日ソフィアでは「広島・長​崎の悲劇への追悼」の式典が行われ、その中で献奏を行いました。日本から遠いブルガリアの地でそのような行事が行われていることはとても感慨深いものであり、日本人として演奏できることは大変に光栄なことでした。

　この平和記念式典では、ブルガリア国営放送、TV７など３社も​取材に来て下さり、ソフィア市の区長、日本大使館の杉浦ご夫妻(​臨時代理大使)、ブルガリア音楽院の教授、ラジオ局の皆様が来ら​れ、厳粛で盛大に式典が行われました。

　それぞれが花を携えて来ら​れ、広島で被爆した電車の敷石が平和の象徴となった「ひろしま・​祈りの石」に献花をし、祈りを捧げていました。毎年、このような​行事が行われているようですが、今年はメディアも来て、例年にな​く盛大だったようです。式典の最後に三善晃のピアノソナタを献奏​しました。

　翌8/7には同じ会場で「和田剛治ピアノリ​サイタル」が行われました。この会場で和田剛治のリサイタルが行われるのは２度目のことです。バケーション中で人口も減っている​とのことでしたが、予想以上の多くの方が来て下さり、急遽​、たくさんの椅子を後方に並べて対応して下さいました。

　ピアノリサ​イタルには、日本大使館の杉浦ご夫妻(臨時代理大使)、前駐日ブ​ルガリア大使のセンドフ氏、第一ブルガリア文化・芸術対話学校平​山郁夫センターの皆様をはじめ、本当に多くの方が来て下さいまし​た。遠いブルガリアの地で音楽を通じて同じ時を共有し、本当に幸​せです。

　ブルガリアの方、日本の方、また関係者の皆様、本当にあ​りがとうございました。

　On 6th and 7th of August 2011 Yoshiharu WADA visits to Sofia - Bulgaria, invited by Union of Bulgarian musicians and dancers. 

　There is a commemoration ceremony dedicated to Hiroshima Nagasaki in Krystal Hall of National Earth and Men Museum. In this ceremony, There are many events attached with japan on the day. 

   In the ceremony He plays the piano for the tragedy of Hiroshima Nagasaki.

　And the next day - 7th August, He has a piano recital.